前回の続き。
まずは京都アクアリーナで行われた大会に参加してきた。
競泳用のプールで意外と大事になってくるのが屋根架構。大抵は構造がむき出しになるんだけど、この架構がカーブしていたり、プールの向きとは関係のない方向に架かっていると、背泳ぎの時にまっすぐ泳げないんだよね。このプールはそれも考えて設計されているとのこと。
ちなみに、例えば大阪のラクタブドームなんかは、そういう意味では評判は悪いみたい。
プール全体。
張弦梁って部材が細いから軽やかに見えるよね。
トラス階段。
ササラが厚くなったり、ある程度剛性のある段板になったりといった影響はあるけど、踊り場部分に柱が無いのでスッキリしてて綺麗。
ちなみにトラス階段については、以前建築技術2014年9月号で簡単な解説があったよ。
建築技術2014年9月号 機能とかたち─製作限界から生まれるディテール (月刊 建築技術)
posted with amazlet at 18.06.02
建築技術 (2014-08-16)
大会終了後は清水寺へ。
工事は終わっているものと思っていたんだけど、全然終わってなかった(笑
2020、2021年くらいまでかかるみたいだね……。
外観。
まあ、これはこれで貴重な体験ができた……はず。
かにー says
以前のブログからいつも楽しく
読ませて頂いております。
独立おめでとうございます。
建物を実際に見に行った際の
構造の解説がとても分かり易くてありがたいです。
ちゃっぷ says
かにーさん
コメント&お祝いのお言葉ありがとうございます!
解説らしい解説はできていないような気もしますが(笑
のんびりですが更新し続けたいと思いますので、たまに覗きに来ていただけると幸いです!