1級建築士試験の勉強が本格化する前の事前準備として推奨する2つの対策を。1級建築士合格者の約7割が大卒ということで、大卒の方を対象に。
1.院試・就活時に専門分野をマスター
受験に当たって、ものすごく助かったと思ったのは、自分の専門である構造を勉強しなくてよかったという事。
専門分野の知識は大学院で得た部分も大きいけど、院試の時に構造の勉強を頑張ったというのも大きい。
就活の場合でも、試験があるところは勿論、面接等で専門分野の知識が問われるよね。
なら、徹底的に勉強しておけば、今だけでなく後々も役に立つよ!という思い。
ただ、点数配分が科目によって違うので、構造の人が「構造」で30点分の勉強ができるのに対し、意匠系の人が「計画」だけをマスターしたところで20点にしかならない。
なので、
意匠・計画・歴史・環境・設備系 → 「計画」「環境設備」
構造系 → 「構造」
材料・施工系 → 「施工」
という範囲でマスターするのが良いかと。
2.2級建築士受験
今、考えてみると、2級の勉強が1級合格への近道となったと確信している。(まぁ、そのつもりで2級の勉強してたんだけど)
院生にしろ、社会人にしろ、1年目は、そこまで切羽詰った状態にはないと思うので、それならこの時期にチョット努力して、2,3年後の受験を少しでも楽にしてあげよう!っていう提案。
2級なんて取っても意味無い、って言う人も多い。確かに資格自体の価値は低いけど、1級に繋がるという意味で受験経験は価値がある。
ちなみに、この2冊さえしっかりやっておけば2級建築士の学科は受かるよ。
以上、事前準備編だけど、もしこれを読んでいる方が1級の受験資格を得ていない状況なら、少しずつやっておけば後々楽できるよー
というお話。
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