下道1000kmノープランの旅　その２（群馬建築ツアー②）

前回の鬼石多目的ホール を後にして次の目的へ。
少しでも時間を節約したいと思い、車のカーナビを無視してグーグル先生の指示に従うと……。

結構交通量の多い道なんだけど、 ギリギリ車がすれ違える道を案内されるのな……。緊張感あったぜ。

1時間チョイで無事に目的地到着！
どーん！

太田市美術館・図書館！

こちらは反対側。

遊び心のある外観だね。

こちらは図書館の中。

お勉強している方々が沢山。全体的に若い人が多かったような印象。
ちなみに、美術館部分は撮影禁止だった。

床の平面形状が各階で変わってて2階が見えたり1階が見えたり。
構造としてはその床を支持しなきゃいけないので、吊材が出てきていた。細いのでそんなに目立たず。
というか、こんなのを気にするのって構造設計者くらいか（笑

計画が複雑だから構造の架構も必然的に複雑になってくるね。構造的には多分、RCのコア部分で地震力を負担して、その他の床を鉄骨で構成してる感じ。コンセプトとしては明快だけど、色々と納まりが大変そう……。

こういう所とかね。
ポスト柱や耐風梁と思われる部材がサッシになっているので、精度が求められて大変そう……。
ってか、「大変そう」としか言ってないな（笑

この図書館って竣工してそんなに経っていないと思うんだけど、大開口に面して本棚があるので、すでに本の背表紙が日焼けしていた。
これに関しては最悪だと思う。
本を大切にしない設計の図書館なんて、図書館としての機能の大切な部分を放棄しているでしょ。

と、前回に続き今回もプンプンした感じの締めになってしまったことを反省しつつ、次回に続く。