「年収公開!」なんて大げさなタイトルにしたけど、twitterでは隠すことなく呟いているので、よく見ていただいている方からしたら既知の情報になる。でも、売り上げ等は呟いていないので、そこらへんも含めて公開しようかと思う。かなり前だけど、下記のように呟いてしまったのもあるし。
正直、収入が少ないと足元を見られたり、多くても嫉妬されたりで、独立後の収入を公開するメリットってほぼ無いんだけど、
・独立後の収入に関するネット上の記事があまりにも頓珍漢なものばかり
・そもそも会社は決算を公開しないと違法
・前回の公開ではあまりにも絶望的過ぎる
ということで、また公開してみようかと思った次第。
早速結論をざっくり書くと、入金2000万円、支出1100万円。
(会計上の数値は違うけど)900万円の黒字!ヾ(*´∀`*)ノ
士業は基本的に労働集約型なので、相当な付加価値がある場合を除き、頑張っても1人で3000万円程度が限界かなという印象。とある税理士によると、2000万円程度がMAXという話も聞いたので、普通よりは良い方なのかもしれない。
そして、支出の内容はザックリ下記の通り。
勘定科目 | 金額(万円) |
役員報酬 | 320 |
給料手当 | 20 |
法定福利費 | 40 |
接待交際費 | 50 |
旅費交通費 | 20 |
通信費 | 30 |
保守管理費 | 30 |
消耗品費 | 100 |
水道光熱費 | 20 |
新聞図書費 | 30 |
支払手数料 | 20 |
地代家賃 | 230 |
賃借料 | 10 |
保険料 | 30 |
支払報酬料 | 20 |
減価償却費 | 70 |
細かい項目は削除しちゃってるけど、概ねこんな感じ。あとは法人税関係が引かれる。
「給料手当」は1か月だけ試用期間的な感じで、スタッフにアルバイトとして入ってもらったもの。他の内容については、前回とそんなに変わっていないので説明は省く。
ということで、上記の表にて年収が公開された。(320万円! ちなみに、この内ボーナスが100万円)
この年収を見て「少なっ!」って思うだろうけど、節税として有効だから低く設定している。例えば、上記の地代家賃の中には、自分が住んでいるマンションの家賃も含まれている。ザックリ家賃180万円と考えると、給与所得が家賃分少ないことで節税効果が50万円程ある。つまり、勤め人で言うところの年収550万円の生活は最低でも確保できているということ。
さらに言うと、接待交際費(飲み会)や新聞図書費(専門書等)らへんは、独立前でもかかっていた費用と考えると、家賃同様に実質的な年収は上がってくる。
もっと言うと、自分は100%株主のオーナー社長なので、仕事に関する事なら自由に会社のお金を使えるし(まあ、売上の半分近くが残っているということは、そんな好き勝手やっているわけではないけど)、最初にお伝えした税引前黒字900万円は全て自分の資産ということになる。
そんな感じで、起業による金銭的メリットも出てきたわけだけど、軌道に乗ったのはつい最近のこと。前回の公開を見ていただければ察しが付くかもしれないが、1年目はあまり仕事をしないと決めていたこともあり、
「資本金500万円+収入500万円-支出940万円=……」
で、会社のお金は1回すっからかんになってる!!(笑
加えて、社長(自分)の立替金が200万円位はあったと思う。
そんな状況でも、「まあ、何とかなるか!」と思える、頭のねじが少し緩んだ方は独立をお勧めする。(勿論それだけじゃ無理だけど
あと、4期目から正社員を雇っていて、できるだけ多く給料を払いたいと思っているし、打合せ・作業用の部屋も追加で借りたしで、今期は大幅に利益が減る予定。頑張らねば……。
ちなみに……、
可処分所得が増えたのはいいのですが、婚活をしようと思った際、年収を低くし過ぎたために、婚活の土俵に上がることすらできないという厳しい現実に気づきました。最大のデメリットです。(´;ω;`)
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